臨画ギャラリー

 師の教えに従って臨画を中心に水墨画を勉強してきました。絵のジャンルを問わず、好きな画家の絵を墨で描くようにしています。臨画をしますと、表現技法の勉強になるばかりでなく、その画家が意図したことまでが覗けるような気がします。
 書の臨書に、字の形を学ぶ「形臨」と表現を学ぶ「意臨」があるように、絵にも形臨と意臨があります。 形を真似るには、技術が必要です。気分を真似るときは、気分は作家になりきります。
 「多見多書」が大切といいます。しかし、無目的に真似ても意味がありません。好きなところを真似るようにしています。好きな表現や良い表現を繰り返し真似てみることが上達の近道と思います。とはいっても、真似て真似られずです。そこは、自分流で描く他はない訳です。したがって、臨画とはいっても、創作と大きな違いはないのかもしれません。・・・最近はそんな受け止め方をしております。
 (臨画に興味がある方は「墨画研究」の項目に臨画アレコレを述べております。ご高覧ください) 

■臨画の展示館・・・画家名をクリックしてご入館ください。

臨画展示館ご案内
ジャンル 倣った画家名 作品数
日本画に学ぶ 川合玉堂
富岡鉄斎
池大雅
川端龍子
中国流水墨に学ぶ 王豪年
洋画に学ぶ ミケランジェロ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
その他